治療の流れ

1. 医療相談

まず始めに、患者さまの病気の状態や治療履歴、血液検査結果、画像検査結果、病理検査結果などを資料をもとにご提案可能な当院のがんワクチン治療について医師から詳しく説明します。
複合的に治療が可能な場合には、いくつかご提案が可能な場合があります。

※医療相談は完全予約制となりますので、0120-088-772 までお問い合わせください。

<ご準備いただきたい書類・資料など>

※下記の資料が準備できていなくても、医療相談はいつでも可能です。
1) 紹介状(診療情報提供書) ※主治医の先生に書いて頂くもの
2) 血液データ(最新のもをご準備してください)
3) 画像データ ※メディアやフィルム等(最新のもをご準備してください)
4) 現在受けている治療に関する資料や服用中のお薬の内容

2. 治療前の検査

提案した治療を受けられるかどうか、血液検査、画像検査などをもとに判断します。
なお、血液検査の結果が出るまでに約1週間かかります。

3.アフェレーシス(成分採血)

樹状細胞のもとになる、白血球の一部である”単球”という細胞を大量に取り出すために、成分採血を行います。アフェレーシス(成分採血)という方法で行い、2~3時間かけて血液の中の単球を含む必要な成分だけを取り出し、それ以外は体内に戻します。

4. 治療がんワクチンの作製

アフェレーシスで取り出した単球は、厳重に管理されたクリーンルーム(細胞加工施設)で培養されます。単球を樹状細胞に育て、人工抗原やがん組織を与えることで、がんの目印を認識した、成熟した樹状細胞に育てます。治療ワクチンを作るには、出来あがったワクチンの品質検査も含めて約3週間かかります。

5. 治療がんワクチンの投与

治療がんワクチンを、2~3週間に1回のペースで注射により投与します。
治療内容によって、1セットの投与回数が異なりますので詳細は、お問い合わせください。

6. 治療効果の評価

1セットの治療終了後に、血液検査、画像検査、免疫機能検査などを行い、治療効果を評価します。それらをもとに、今後の治療方針を患者さまと医師で相談します。

詳しい内容についてお問い合わせください。

記載している内容について直接ご確認を希望される場合には、下記までお電話ください。
03-6275-2635