AACR 2022年10月の学会発表についての報告
2022年10月21日~24日にてマサチューセッツ州ボストンで開催されたAACR(American Association for Cancer Research)の腫瘍免疫学と免疫療法の学会で当医療法人社団の伊藤 克礼 医師(理事長)の「iNKTがん治療」と「NKTがん治療」について悪性腫瘍患者の腫瘍退縮が導かれることについての発表内容が掲載されました。
<iNKTがん治療>
Abstract A30: Intravenous infusion of aGalCer loaded CD14-positive monocytes efficiently promotes amplification of circulating NKT-like cells, resulting immune responses and anti-tumor effects in malignant tumor patients
AACR 2022 12 iNKT Abstract A30
<NKTがん治療>
Abstract A48: Subcutaneous injection of aGalCer loaded mature dendritic cells at near regional lymph node area leads tumor regression in the patients with malignant tumor
結果
すべてのケースで、重篤となる治療関連の副作用は観察できませんでした。約60% で、腫瘍マーカーの減少などの腫瘍退縮などのいくつかの抗腫瘍効果が観察され、循環NKT様細胞(cNKT)と呼ばれる末梢血中のCD3+CD56+陽性細胞数の増加などが観察されました。
結論
いくつかのケースで腫瘍退縮および効率的に免疫応答と抗腫瘍効果を誘発しました。
また、化学療法との組み合わせによる当医療法人社団の「iNKTがん治療」と「NKTがん治療」治療は、有用である可能性を証明できました。